アイスブレイクにも使える!境界線(バウンダリー)や同意を学ぶための小学生向けワーク①

授業のポイント
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境界線(バウンダリー)とは、自分と他の人を区別する目には見えない透明バリアです。「線」であったり、ときにシャボン玉の「泡(バブル)」などで例えられることもあります。境界線は、自分も相手も心地良く過ごすために欠かせない概念であり、安心・安全につながります。また、発達に特性や課題がある子にとってもスキルの練習の機会にもなります。ここでは、子どもたちが境界線について実感をもって感じたり理解することの手助けになるような楽しいワークを紹介します。自分を守る力と相手を尊重する優しさを楽しく育んでいきましょう。

じゃんけんエアタッチゲーム

あいさつ、じゃんけんなどを取り入れながら、からだを動かしてコミュニケーションを楽しめるゲームです。

【進め方】

  • 教室内を歩き、近くにいる相手を1人見つけます
  • お互いに顔を見て、名前を言いながらあいさつをします。
     「〇〇です。よろしくお願いします」
     「□□です。よろしくお願いします」
  • あいさつが終わったら、じゃんけんをします。
  • じゃんけんの結果に応じて、次の動きをします。
     ・あいこ:相手にふれずに、エアタッチ(空中でハイタッチする動き)
     ・勝ったとき:その場でバンザイ
     ・負けたとき:その場で拍手
  • その後、別の相手を探して同じ流れをくり返します。

まずは教員がお手本をやってみて、その後生徒たちもまじえて実施できるとよいでしょう。

勝ち負けへのこだわりが強い生徒がいる場合は、両方拍手にしたり、「ありがとう」と言い合うとしてもいいでしょう。

船長さんの命令

「船長さんの命令!」という合言葉がある時だけ指示に従い、それ以外の言葉は聞き流す遊びです。 遊びのルールを楽しみながら、聞く姿勢を作ることにもつなげられます。

【ルール】

  • 教員が「船長さんの命令!」という合言葉をつけて指示を出します。
  • この合言葉があるときだけ、子どもたちは動作をする、というルールです。
  • 合言葉がない指示が出た場合は、動かずに聞き流します。

【進め方】

  • 教員が「船長さんの命令!」という合言葉をつけて指示を出します。
    指示の内容は、簡単な動きやポーズにします。
     例:
     ・「船長さんの命令!手を挙げて」
     ・「手をおろして」(⇒「船長さんの命令!」の合言葉がなかったのでおろした人はアウト
      「そこで下ろしてはダメです。船長さんの命令、と言った時だけやってください。」と指示する)
     ・「船長さんの命令!隣の人と『こんにちは』とあいさつしましょう」
     ・「船長さんの命令!隣の人と、手を広げてぶつからない距離になって」
     ・「船長さんの命令!前に手を出して『ストップ』のポーズをして」
  • 指示の中に、「距離をとる」「手を出して止める」など、境界線を意識できる動きを取り入れて進めることができます。
  • いくつか指示ができたら、「船長さんの命令!おしまいにします」などと言って終わりにします。

参考:学級が明るくなるレク「船長さんの命令」(TOSSランド)

ふれあいサイコロゲーム

サイコロの目に従って「握手」や「ひじタッチ」などのふれあいを行い、楽しみながらからだのふれあいの同意の確認を体験するゲームです。 各アクションの前に必ず「いい?」と聞き、嫌な時は「今はやめとく」と言える練習をセットにします。 遊びながら「自分の体はどう扱うか自分で決めていい」という感覚を育み、相手の意思を尊重する「同意」の練習ができます。

【進め方】

  • サイコロを1回ふります。
  • 出た目に書かれている行動について、となりの人にしていいかを聞きます。
    例:「〇〇していいですか?」
  • 相手の返事を聞き、その意思を尊重します。
    ・「いいです」と言われたら、ふれあいをします。
    ・「いやです」「しません」と言われたら、 「わかりました」と伝え、ふれあいは行いません。
    ・相手から「〇〇だったらいいよ」と代案が出た場合は、それを選んでもかまいません。
  •  ふれあいができた場合は、終わったあとに「ありがとう」と伝えます。

【サイコロの目の例】

参考:フクチマミ・村瀬幸浩・北山ひと美「いざ! ふれあいサイコロゲーム!『こどもせいきょういくはじめます』 第4回」ヨメルバPlus(KADOKAWA)

いかがでしたか?ぜひ同意や境界線を学ぶワークショップやアイスブレイクの参考になればと思います。

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