時間数に応じた授業計画のヒント

授業のポイント
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ライフデザインオンラインでは、健康や人権に関わる幅広い内容を取り上げています。6つのテーマに分け、1コマ50分授業×6回を基本とするプログラムとしていますが、時間数に応じて授業計画に取り入れていただくことも可能です。今回はライフデザインオンラインを時間数に応じて取り入れていただけるモデルプランをご紹介します。

50分×6コマ授業で実施する場合

6時間分の授業時間が確保できる場合、下記の表の上から順に実施することがおすすめされます。性の多様性を前提に、自分の体と向き合い、他者との尊重し合う関係性やコミュニケーションについて考え、自分自身の将来への展望を深めていく流れとなっています。

1学年2コマずつ実施し、3年間で6コマを完了するというプランも考えられます。なお、下記以外の内容も、今後プログラムを順次増やしていく予定です。

ライフデザインオンライン 各プログラム一覧

また、授業前後にアンケートを実施する時間の確保が必要となりますので、ご留意ください。

授業実施前に、ホームルーム等の時間を活用し、グラウンドルール(みんなで話そう/まずは聴こう/気持ちを言葉に/プライバシーを守ろう)に沿ったディスカッションを実践する時間を持つこともよいでしょう。その際のトピックとしては、自分の好きな食べ物や、好きな曲・アーティスト等、自分を〇〇にたとえると(動物、食べ物等)、得意なこと、など、話しやすいテーマを設けるとスムーズです。

50分×4コマ授業で実施する場合

4時間の授業時間を確保できる場合、下記のような授業計画が考えられます。

思春期の心身の変化と性感染症・妊娠を学ぶプラン

1 性別ってなんだろう?

2 10代ってどんな時期?自分の体、どう思う?

3 性感染症ってなんだろう?

4 これからのライフプランを考えよう!

従来の性教育に加えて、現代的な課題を追加するプラン

1 性別ってなんだろう?

2 10代ってどんな時期?自分の体、どう思う?

3 性的同意ってなんだろう?

4 SNSを楽しく使うには?

50分×2コマ授業で実施する場合

2時間の授業時間を確保できる場合、下記のような授業計画が考えられます。

思春期の心身の変化を学ぶプラン

1 性別ってなんだろう?

2 10代ってどんな時期?自分の体、どう思う?

人間関係・コミュニケーションを学ぶプラン

1 性的同意ってなんだろう?

2 SNSを楽しく使うには?

性感染症・妊娠を学ぶプラン

1 性感染症ってなんだろう?

2 これからのライフプランを考えよう!

ホームルーム活動を活用する場合

10分~15分程度のホームルーム活動を活用し、ライフデザインオンラインの1コマを3~4パートに分割して、実施することも可能です。

ライフデザインオンラインは、中学生や大学生にも実施していい?

本プログラムは高校生を対象に想定していますが、中学生や、専門学校生、大学生にも応用可能な内容となっています。しかしながら、特に中学校段階では、学習指導要領において性交や避妊、中絶等については明記されていません。そのため、保護者や学校全体の理解を得たうえで、集団教育と個別指導を組み合わせて考えていくことが想定されます。その一方で、性感染症の予防教育は、性経験をする前の中学校段階での実施がより効果的という調査結果もあります(※1)。

また、専門学校、高等専門学校、大学など、年齢が上がるとより深い議論が展開されることが想定されるため、ディスカッション時間を長めに設定してもよいかもしれません。

いかがでしたか?上記はあくまでモデルプランとなりますので、ぜひ生徒・学生の現状の課題に応じて、プランニングしていただけたらと思います。

【参考文献】

(※1)松井弘美「システマティックレビューによる思春期の性感染症の予防教育の検討」(小児保健研究,2014年)

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