小学生・中学生向け「こころとからだを大切にする」授業教材のご紹介

授業のポイント
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自分も相手も大切にする方法、子どもたちにどう伝えていますか?

学校でよくある目標のひとつに「思いやりのある子」があります。
一方、周りの人を尊重することだけでなく、自分自身の気持ちや考えに気づき、自ら選択しながらよりよく生きていく力を育むことも、これからの学校教育で重視されている視点のひとつです。自分の気持ちや意思、心地よさ・不快さに気づき、それを尊重することは、自己理解や自己決定の土台となり、自分らしくよりよく生きる力や、他者とよりよい関係を築く力につながります。

自分を大切にする気持ちは、まず「自分が何を嫌だと感じるか」に気づき、それを言葉にする練習から育っていきます。そして年齢が上がり、恋愛や性的な関わり、他者との親密な関係性視野に入る人も多くなってくるにつれて、そのテーマは「自分も相手も大切にしながら、健康的な人間関係を築く」という視点へと広がっていきます。

では、こうしたメッセージを、発達段階に応じてどう伝えていくのか。今回、小学生向け・中学生向けそれぞれの発達段階に合わせた新しい授業教材を追加し、その概要をまとめました。
「境界線」「同意」を扱うこの教材は、「生命の安全教育」としてもご活用いただけます。

各教材は、以下の3点セットです。そのまま授業でお使いいただけます。

  • 指導案:時間配分つきで、授業の流れがそのままわかる
  • スライド(PDF/PPT):PDFはそのまま画面で使用可、PPTは適宜編集も可
  • ワークシート:授業への理解を深められるプリント

指導案・スライド・ワークシートはすべてダウンロードしてすぐお使いいただけます。
学年やクラスの状況に合わせてご活用ください。

なぜ発達段階別の教材が必要なのか

「同意」や「境界線」は、小学生にも中学生にも共通して大切な概念です。
ただし伝え方や扱う具体例を、年齢によって調整することで、より日常の延長上にある身近なこととして学ぶことができます。

  • 小学生向け:子どもの権利を知ることから始め、「自分の身体は自分のもの」という感覚と、「いいよ」「いやだ」を伝えてよいという土台が中心
  • 中学生向け:恋愛や性的なふれあい、SNSでの出会いなど具体的な場面が増える中で、自分も相手も大切にしながら健康的で安全な選択ができる力が中心

小学生向け:「こころとからだを大切にするって?」(全45分)

ポイント:「触られたくない部分にふせんを貼る」ワークでは、どこに貼っても否定しないという配慮が指導案に明記。子ども一人ひとりの感覚の違いをそのまま尊重する設計です。

「こころとからだを大切にするって?」ワークシート(サンプル)」

中学生向け:「自分も相手も大切にするってどういうこと?」(全45分)

ポイント:性的同意については、相手に確認する方法、進めてはいけないケース、そして断られたときの受け止め方まで、さまざまな場面を具体的に取り上げています。デートDVについては、5種類に整理し、「暴力を受けていい人はいない」というメッセージで一貫しています。

「自分も相手も大切にするってどういうこと?ワークシート(サンプル)」

先生が安心して進められる工夫も

こうしたテーマの授業では、生徒の気持ちに配慮した進め方や、気分が悪くなった時の対応、声かけの注意点も気になるところではないでしょうか。各指導案には、そうした点も簡単にまとめています。安心して授業に取り組んでいただけたらうれしいです。

まとめ

今回、「境界線と同意」をテーマとする新しい授業教材をご紹介しました。2026年7月に実施した会員の皆さまへのアンケートでも「教え方のコツがほしいテーマ」として「境界線と同意」に関する多くのお声をいただいていました。発達段階に応じて「自分と相手を大切にする」感覚を育てることは、子どもたちがよりよい人生をデザインしていく力になります。ぜひ授業づくりにご活用ください。

👉 [教材ダウンロードページはこちら]
小学生向け:「こころとからだを大切にするって?」
中学生向け:「自分も相手も大切にするって どういうこと?」
※教材ダウンロードには、会員登録が必要です。会員についてはこちら

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